バドミントンの試合で、左利きの人が対戦相手と分かった時、ちょっとテンションが下がりませんか?
私はちょっとどころか、とってもテンションが下がります。
いつもより頭を使って試合展開を作っていかないといけないので、正直苦手です。
ただ相手が左利きだからといって、左利きの人が物凄く有利かというとそうでもないと私は思っています。
そもそもなぜ左利きに苦手意識を感じてしまうのか?
左利き相手の時はどう戦えばいいのか?
今回は、一通りの技が打てるあなたならすぐに実践できるコツを紹介しています。
バドミントンで左利きが有利と思われている理由
有利と思われている理由は圧倒的に左利きの人口が少ないからです。
当たり前ですよね。
経験値がないからです
基本的に右利きの相手とばかり練習や試合をするので右利き相手の弱点の部分を狙って練習している思います。
しかし、相手が左利きとなると右利きの弱点だった部分は左利きには弱点ではありません。
ラウンド側の奥に攻めて、体勢を崩そうとしても、左利きの人からしたらフォア側になるので、体勢は崩しにくいですよね?
崩しにくいどころか、打ちやすいところですね。
なので、普段は何も考えなくても相手の弱点を狙うことができていても、考えながら試合をしないと、相手の弱点を狙うことができません。
私自身、余裕がある時は相手が左利きであることを意識して打てます。
しかし、追い込まれたり、体勢が崩された時なんかは体が勝手に右利き相手の時の弱点部分に打ってしまいます。
そっちに打ったらダメだった!と打った後に思うのですが、時すでに遅し。かなりの確率で攻められます。
いくら経験があっても、とっさのこととなると普段通りの攻撃しかできなくなる可能性が高いので、左利きの方が多少は有利だと思います。
左利き相手の時は普段の攻撃と逆にする
では、左利きの人が相手の時はどうすればいいのか?
単純ですが、普段とは逆のことをすればいいのです。
右利きのフォア側は左利きのバック側。
とにかくバック側を狙えばいいです。
ここで少しアドバイスなのですが、なんとなく私の経験から、左利きの人はラウンドにクリアを打つと、体勢が崩れることが多いです。
苦手な人が多いのではないかな?と思っています。
ただし、この予想は初心者から少し経験のある人のみで、県大会上位以上に入るような人達にはあまり通用しないことが多いです。
相手を見ながら試してみてください。
ダブルスで右利きと左利きペア相手の時の攻撃の仕方
シングルの時は単純に普段の攻撃パターンを逆にすればいいのですが、ダブルスになると話が変わってきます。
もし相手が右利きと左利きペアだった場合。
- ユニフォームがバラバラだったり、背丈や髪型が違うので2人の区別がつきやすい
- ユニフォームが一緒でぱっと見ただけでは2人の区別がしにくい
この2パターンがあります。
2人の区別がつきやすい場合は、左利きの相手には普段と逆の攻撃をしやすいと思います。
しかし、2人の区別がつきにくい場合。本当にやりにくい!
私昔、試合相手が双子の右利きと左利きのペアと当たったことがあって、ユニフォームも一緒、髪型も一緒、顔も一緒。
まあ試合中、頭の中は大混乱でしたね。
ただ、どっちが左利きか瞬時に見極められない時や、相手のコートを見る余裕がないあなたは、とにかくセンターに打つことをおススメします。
なぜかというと、サイドを狙って攻めたつもりでも、右利きか左利きの相手のどちらかがいるかわからないので、相手にとっては打ちやすく、攻撃されてしまう可能性があるからです。
それってセンターに打っても同じじゃない?
と思ったあなた。
そうです。センターに打ってもその可能性がなくなるわけではないです。
ただ、コートの右側に右利き、左側に左利きの相手が構えているフォーメーションになると、センターがどちらもバックで取らないといけなくなります。
要は、2人ともが取りにくい場所になるのです。
反対になると、2人ともが取りやすいフォアの可能性もありますが、センターに打っておけばお見合いしてくれる可能性もあります。
両サイドに打って取られて攻められる確率と、センターに打って攻められる確率を考えると、センターに打った方が攻められにくいと経験上感じます。
まとめ
- バドミントンで左利きが有利と思われている理由
- 左利き相手の時は普段の攻撃と逆にする
- ダブルスで右利きと左利きペア相手の時の攻撃の仕方
左利き相手が苦手でも、ちょっとしたコツを知っているか知らないかだけで、勝率はかなり高くなるはずです。
右利きでも左利きでも関係ない!って思えたら、あなたは最強です。
本当にちょっとしたコツなので、ぜひやってみて下さいね。