バドミントンのダブルスでは、コートに2人ずつ入ります。
サービスレシーブする人はネットの真ん前に構えていますので、少しでもシャトルの軌道が浮いたら打ち込まれてしまいますね。
逆に浮かないようにしようとしすぎてネットに引っ掛けてミスしてしまうということも多いです。
このようにダブルスのサーブ周りはとても繊細で難しいですね。
私は相手がネットの前に立っているだけで威圧感を感じ、「絶対浮いたらだめだ」と思いすぎてネットに引っ掛けてミスしてしまいがちでした。
このミスはペアのモチベーションも大きく下げますし、相手との闘い以前に自分との闘いに負けてしまっています。
そこで、とにかくミスをしない方法を考えていろいろな打ち方を試しました。
私が掴んだコツを、あなたにぜひお伝えしたいと思います。
そしてあなたは「合図(サイン)」を使っていますか?
合図(サイン)をつかうことでパートナーとある程度の意思疎通が取れますので、試してみると良いかもしれません。
詳しくご紹介していきます。
バドミントンのダブルスではサーブが命!サーブを極めよう
ダブルスのサーブ周りは少しでもネットから浮くと打ち込まれてしまい、逆に低くなるとネットに引っ掛けてしまいます。
さらにダブルスのサーブは
コートの範囲が狭くなるので、ロングもショートもアウトになりやすく、大変難しいショット
上手な選手は当然サーブでミスをしませんし、スッときれいに入ってきたサーブは打ち込むことができません。
サーブを極めることがダブルスを極めることの近道となりますので、たくさん練習してコツを掴みましょう!
【ダブルス】サーブのコツを掴むためのメニュー
サーブ練習の具体的なメニューを考えたのでご紹介していきます。
私が実際に行っていた方法なので、ぜひ参考にしていただけると嬉しいです。
家でショートサーブ練習
ネットの高さのイメージをつけるための方法です。
壁にネットの中央の高さ(1m52cm)のところでテープなどを貼って印をつけます。
壁から1m98cmの離れた床にも印をつけます。
そこをショートサービスラインとして足が出ないように気をつけながら、壁に向かってサーブを打ってみましょう。
同じような方法で、家のドアの枠のところにつっぱり棒やすずらんテープなどでネットを作り、ショートサービスラインに印をつけてサーブ練習をするとよりイメージが掴みやすいと思います!
私はこの方法を使って家でもダブルスのショートサーブを練習することができました。
テープなどを貼る場合は剥がすとき痕が残らないように気をつけながら行いましょう。
的を使ってサーブ練習
コートを使ってサーブ練習できるときは、実践を意識しましょう。
立つ位置や目線は常に一定にし、安定感を極めていきます。
狙いたいところにシャトルの筒やカゴなどを置いてコントロール力をつけるようにすると良いと思います。
私はシャトルがたくさん入っていた箱を、上のふたのみ開けて、中にシャトルが入るまでショートサーブを打ち続けるという練習をしたことがあります。
私はなかなか入らなかったのですが、上手な人は立ち位置を打ちやすいように変えたりして箱に入れていたので、自分で考えてうまくいかない部分を修正できる力が重要だなと感じました。
淡々とサーブを打っているだけではなく、思考錯誤して実践をイメージするほど上達が早くなります。
サーブを打つ前に「合図(サイン)」を出してみると…
あなたはダブルスのサーブを打つ前にパートナーに対して、どんなサーブを打つか毎回細かく報告していますか?
はっきり言ってそのような余裕はないと思いますし、そのような必要もないと思います。
そこで、サーブを打つ前にサインを出すことがあります。
細かいことはペアごとに独自で決めていることが多いです。
YouTubeで見てみると、日本代表レベルの選手でもサインを出していることが分かります(永松ペアなど)。
私が実際に用いていたサインは、サーブを打つ前にシャトルを持った方の手を後ろにして
そこで親指か小指を立てます。
親指を立てるとロングサーブ、小指はショートサーブというように決めていました。
もっと細かく、合図を2回に分けるなどして内側、外側などを表すペアもいます。
各自で話し合って決めましょう!
サインを出すことによって、パートナーは準備がしやすいです。
また、ラリー前に意思疎通ができることもあり、おすすめです!
まとめ
- バドミントンのダブルスではサーブが命!サーブを極めよう
- 【ダブルス】サーブのコツを掴むためのメニュー
- サーブを打つ前に合図(サイン)を出してみると…
ダブルスのサーブのコツやサインについてご紹介しました。
サインはパートナーとだけの秘密のやり取りみたいで小学生などお子さんはワクワクしてやれると思います!
サーブ練習は同じことの繰り返しと思わずに、一本打つごとに上達するように、立ち位置やストローク、狙う場所、目線などなどを自分で工夫して変えながら練習してみましょう!