バドミントンのラリーが続かない人集合!3つのコツと1つの練習で激変!

私はシングルスプレイヤーだったのですが、少ない打数で試合が終わってしまうことが最初の頃はよくありました。

基礎打ちだときれいに打てるのに、試合だとあっさり点を取られて負けてしまい、がっかりしたのを今でも覚えています。

そんな経験をあなたもしたことはないでしょうか?

そこで、上手い人の試合をじっくり観察して、コツを盗もうとしてみました。
そうすると、自分の試合と上手い人の試合では決定的な差があったんです!

上手い人たちはラリーのショットは、その全てが漫然と打っているのではなく、考えられて打たれていたのです!

そこで今回の記事では上手なプレイヤーたちに共通していた、続かないラリーを卒業するための3つのコツと、それを支えるショットを打つための体づくりの練習方法を紹介します!!

バドミントンのロングラリーは実力の確認!?体を入れて対処!

バドミントンは、平均9回とほかのラケット競技に比べて2倍近くのラリー数が1ポイントに込められています。

ですが、実際あなたは9回のラリーができているでしょうか…?
思っているより、9回のラリーを続けるのは難しいことです。

普段の試合だと5回ぐらいで決まってしまうことも多いでしょう。
こうなったときにあなたの相手は何を考えているでしょうか?

きっと、「こいつ、思ったより上手じゃないな。」となめてかかっていることでしょう。
ロングラリーをする競技で、そのロングラリーができていないのですから相手からすれば自分より格下だなと認識してしまうのもわかりますよね……。

逆に、きっちりとロングラリーをつなぐことができれば、「こいつは結構上手かもしれない…。」と相手にプレッシャーを与えることも可能。

私自身、ロングラリーをきっちり続けてくる相手と試合をしていると、「このままだと疲れちゃって後半きつくなりそうだな…。」とネガティブな感情を試合中に得てしまうことがたくさんありました。

ここで続かないラリー卒業のための第一のコツです!

きっちりとシャトルの落下点に体を入れて打つ

弱いショットを打たないようにするためには、シャトルの落下点を目指しましょう!

身体をきっちりと入れることで、正しいフォームで打つことができ、全身を使ってシャトルを打つことになります。

こうすればいわゆる手の力だけで打つ『手打ち』にならず、鋭いショットをラリー中に仕込めます!

なんてことはない普段のラリー中のショットが、鋭く相手のコートの隅へと落ちて行けば、相手に与えるプレッシャーや運動量はとんでもないものになるでしょう!

ホームポジションに戻ればどんなショットでも返せる!

先ほどのコツと繋がっていますが、力強いショットを返すためにはシャトルの落下点に入ることが大事だと言いました。

では、それをするためにはどうしたらいいのでしょう?
その答えが、続かないラリー卒業のための第二のコツになります!

ホームポジションに戻る

そもそも、ホームポジションとはどこでしょうか?

一般的にはコートの真ん中になりますが、実はこれは間違いです。
ホームポジションは

相手の現在位置から考えて、次に来るシャトルを一番打ち返しやすくなる場所

ホームポジションは常に変動するんですね!
このホームポジションは人によってどこが良いというものが違ってくるので、何より経験を積むことが大事です!

私の場合の練習方法は、友人との試合練習でした。
クラブではその日の練習の終わりに必ず練習試合をやっていたので、試す機会はいくらでもありました。
最初の頃は練習とはいえ試合をやれることに興奮したり緊張したりでそれどころじゃなかったですね。
だんだんと上手いプレーを目指すようになりだしてからは、ラリーが続かないとダメなので、ホームポジションを意識した試合運びをするようになりました。
すると今まで打ててなかったショットがきれいに決まるようになって、逆にラリーが短くなっちゃったときもありました(笑)

その結果、試合練習の時に上級生のグループに混ぜてもらったときはかなり達成感を感じたのを今でも覚えています!

上級生相手でも、ラリーを長引かせれば自然とチャンスは生まれることがたくさんありました。

この時の経験のおかげで、強い相手でもまずはラリーを続ける意識を持つという思考になったので、本当にとても良い経験になったと思います!
あなたもこの練習方法でラリーを続けてみましょう!

続かないラリーを押し付けろ!コース選択のコツ!

私たちがやっているのは試合のバドミントンであり、レクリエーションのバドミントンではありません。
なので、わざとラリーを長引かせる必要はないのです。
わざと長引かせるラリーは真剣に試合をしている相手にも失礼ですからね。
と、いうわけで続かないラリーを卒業する第三のコツ、改め『勝つための』ラリーをする第三のコツの紹介です!

コースを選択する

相手がいるところにそのまま打ってしまうと、あなたも色々な基礎打ちの時で体験していると思いますが、割と簡単にラリーを続けれてしまいます。

これは、基礎打ちがフォームの確認と力の使い方の学習のためにやっている練習方法だからです。

その二つを練習するなら、お互いがベストな状態で打てるところに返してあげるのがいいですよね?
ですが、実際の試合ではそうはいきません。

相手にとってベストな状態ではなく、ワーストな状態にできる場所めがけてショットを打つ

これができるようになれば、相手は常に苦しくなり、相手視点から見て続かないラリーを強要できるでしょう!

では、どうやったらその続かないラリーをできるのか。
以下の練習方法を試してみてください!

まずは、基礎打ちの時に相手の位置を確認してみましょう。
これはあなたも無意識のうちにやっていることが多いです。

どこにいるなーってなんとなくわかってるから、正しい練習方法としてその辺めがけてショットを返してあげていることでしょう。

実際、基礎打ちの練習方法ならばそれで◎です。
ですが、試合に役立つ続かないラリーを相手に押し付けるならこの先を目指さなければいけません。

相手の位置を意識的に確認できるようになってきたら、試合練習の時等にその相手の位置を外してショットを打つ

この練習は最初のうちは中々難しいと思います。
相手が中央にいることをちゃんと意識していると、そもそもの隙が少ないなどもあるでしょう。

そういう時は、以下の2つのコツを実行してみてください!

  1. 相手のバックハンド側にショットは打つ
  2. 前後に揺さぶる

たったこの2つのコツを守るだけで、相手からすると続かないラリーを一方的に押し付けることができます。

体勢が崩れて、弱いショットが返ってきたらチャンスです!スマッシュやカットなどの決め球を打ち込んでやりましょう!

私がやっていた練習方法だと、クラブの空き時間に友人たちに「基礎打ちじゃなくてちょっとだけ実践的に練習してみない?」と誘って最初はハーフコートでやっていました。

ハーフコートだと、左右の揺さぶりが欠けにくいのでよりバックハンドや前後に揺さぶる意識を強く持てるので慣れないうちはオススメできる練習方法です!

鋭いショットは筋肉が支えている!体幹を鍛える練習方法!!

鋭いショットを打つにはもう一つ大切なものがあります。
それは、ボディバランスです。

これまで紹介してきたコツたちを実行するためには、体幹を鍛えていないと100%の効果を発揮できません!
だって、

  1. 体幹が弱いとシャトルの落下点に素早く入った後に体勢が崩れてしまう
  2. 体幹が弱いとホームポジションに戻った後、すぐに次の動きができる体勢になれない
  3. 体幹が弱いとコースを打ち分けるショットで体が流れてしまう

とこのように体幹が弱いとなると、色々な問題が出てきてしまいます……。

私自身、普段のショットの練習と同じかそれ以上に筋トレの一環としての体幹トレーニングは重要視して行っていました。

元々あまりバランス感覚がいい方でなく、すぐに体が流れてしまっていたからですね。

ショットのフォームなどが上手くいかない人は、私がそうだったように体幹が弱い可能性があります

そのままショットの練習だけをしていても、それでは上達できません。
基本となる筋肉部分をきっちりと鍛えましょう!

体幹を鍛えるなら、やはりプランクが最も良いかと思います。
クラブで体育館などを使っているときは、コートの隅やステージの上などでサクっとやれるのであまり場所を取りませんよ!

勿論、外錬の時もグランドの上などで簡単に行えるのでお勧めです。
練習方法の参考動画を紹介しておきます。筋トレのコツを確認してください!

こちらの0:49~で割とわかりにくいプランク練習の時の正しい力の入れる場所を教えてくれています。
この動画でやっている通り、最初は1セット30秒の3セットを区切りにやっていくとよいでしょう。

もっと体幹トレーニングを知りたい人はこちら

 

まとめ

  • バドミントンのラリーはシャトルの落下点に体を入れて打つ
  • ラリーが続かないときはホームポジションを意識する
  • コースを選択して、相手に続かないラリーを押し付ける
  • 体幹を鍛えて、鋭いショットを打てるようにしよう!

バドミントンでラリーを続けるためには、ショットの練習よりもまずはフットワークを極めることが大切です。

根気がいりますが、しっかりと体にしみこませて素早くシャトルを追えるように練習しましょう。
そうすれば、あなたは続かないラリーを卒業して、バドミントンを今までの何倍も楽しめるようになりますよ!

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