バドミントンのロブの種類とロブの軌道の違い

ロブは、体力のある高校生にダブルスを教えるコーチの場合、「上がってきたら、打つ」や「ロブを上げるな」ということを教える方は多いかもしれません。

高校生の時、私はコーチからそう教えられた記憶があります。

正直、高校生のバドミントンは打ってなんぼの所もあるので、ロブをあまり教えてくれないところもあるのではないでしょうか?

それでも、アタックロブやハーフロブをしっかり知っておくと、大学になったり社会人になってから、大会に出たときに使えるショットであり、メリットとデメリットを知っておくと、どうやって対応したりしたら良いかも分かると思いますので、アタックロブの軌道などを覚えておいて、損することはあまりないのではないかと思います。

自分の経験ですが、自分のバランスが崩れているときに、ロブをしっかり理解していなくて、アタックロブを使ってしまい、相手に早い段階でタッチされる自分を苦しめてしまったこともあります。

高校生の時、スピードにこだわって自分の体勢が整ってないのに相手のいるところに低いロブを上げて、相手に打たれて決められてしまう試合が多々ありました。

自分を苦しめてしまう展開を少しでも最小限にできるよう、今回はロブの種類と軌道と各々の注意点についても説明をしていきたいと思います。

バドミントンのハイロブとアタックロブの軌道の違い

前述で述べたように、バドミントンのロブの種類は大まかに言うと「ハイロブ」、「アタックロブ」、「ハーフロブ」の3種類があります。

まずは、シングルス・ダブルスで使うハイロブとアタックロブの2種類の軌道の違いから、図解も含めて説明していこうと思います。

ハイロブは相手のコート奥に大きく上げるショット


ロビングの軌道は?と言うと、①で打ったシャトルが天井から頭上(②)に垂直に落ちてくる軌道を描くショットだと考えると分かりやすいのではないかなと思います。
それに比べてアタックロブの軌道は?というと


というように、①で打ったシャトルが低い軌道で相手のコートの奥②に上げるショットのことを言います。

アタックロブは守りと言うよりも、滞空時間を減らして、相手を追い詰めて自分の展開に持ち込む攻めのロブショットです。

デメリットは軌道が低い分、タッチされるとハイロブより早いタッチを求められてしまうどのショットにも言えますが、メリットとデメリットがあります。

ただアタックロブで攻めることができますが、最初に言ったように注意点があります。

自分の体勢が万全でなく相手がいるところにアタックロブを使うと、首締めの残酷なショットとなります

自分が体勢不利なときは必ず、ハイロブを使ってまずは自分の体勢を立て直すことに専念して下さい。

3種類目のハーフロブとは?

ハーフロブとは一体何?と方ももしかしたら多いのではないかなと思います。

アタックロブとハイロブはシングルス・ダブルスの両方で使われるショットですが、ハーフロブ(ハーフ)は基本ダブルスでしか使わないショットです。


ハーフロブは名前の通り、前衛と後衛の間②に落とすショットです。

軌道もすごく難しいのですが、前衛の頭を越えるが、ただ大きく上げると浅いハイロブを打って相手にチャンス球を与えているのと変わりません。

ハーフロブは前衛の頭上を越え、なおかつ後衛が打ちづらいロブを上げ、相手の攻めを崩すショットです(実際、私はこれすごく苦手です)。

ハーフロブは前述の2種類のロブよりかなり難易度は高いです。

攻めも守りも考えたロブなので、私はよっぽどのレベル差があって有利な時に、私は練習もかねてハーフロブとかフェイントロブを使うことがありますが、普段はハイロブやアタックロブを使うことがすごく多いです。

ちなみに、ミックスダブルス1部や、県総合に出場したことのある上級の人たちは、ハーフロブを普通に使いこなしてきます。

私自身が苦手なこともあるので、ダブルスでロブを使うのであれば、まずはハイロブを相手のコート奥まで飛ばし、相手を見る余裕ができてきたらアタックロブの練習、もうワンランク上を目指したいのであれば、ハーフロブを使うことをお勧めします。

まとめ

  • バドミントンのハイロブとアタックロブの軌道の違い
  • バドミントンのハーフロブとは?

いかがでしょうか?
ロブは3種類以外にもフェイクロブなどもありますが、今回は3種類をピックアップさせてもらいました。

高校生からバドミントンを始めると、まずはダブルスがメインになると思います。

スマッシュやドライブも大事ですが、大きく上げるハイロブが浅かったり、相手よりスピードが劣っているのに軌道の低いアタックロブを使ってしまうと、自分たちを苦しめてしまうことになるのでしっかり覚えてもらいたいです。

しかし、体勢がきつい時はしっかり上げてほしいですが、上げすぎると自分たちの攻撃を逃して負けてしまう可能性もあるので、その辺も難しい所ですが、無理なときは無理に攻めようとせず、ハイロブをしっかり相手コート奥に上げ、しっかり守り自分たちの攻めのチャンスを作れるようにロブを使い分けて下さい。

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