バドミントンのカットとドロップの違いを理解しよう!

バドミントンのドロップとカットって何が違うの?って多くの方に質問をいただきます。

バドミントン歴が長ければ長いほど、なぜ違いがわからないの?!なんて思えるほど、違いのあるショットです。

でも始めたばかりだと、ネット前に沈めるショットでありラケットの振り方・シャトルへの当て方がどうなっているかなんて、簡単には分かりませんよね。

ただ、打ち方もシャトルの軌道も使う場面もスピードも違う、強いて言うならばオーバーヘッドストロークから放たれるショット、というくらいではないでしょうか。

言葉で説明されても理解するのが難しいと思うので上手い選手の試合を見て、いつ・どのような時にドロップ・カットを打っているのか、確認してみましょう。

文章では分かりづらいかもしれませんが、今回はできるだけ分かりやすく、かみ砕いた表現でドロップとカットの違いを説明したいと思います。

各ショットのポイントを理解してから、ぜひ実践で試してみて下さい!

カットとドロップを5つの項目で徹底比較!

バドミントンのカットとドロップをそれぞれ比較していきます。

 カットドロップ
ショットの早さ速い遅い
軌道やまなり直線
ラケットの面への当たり方垂直
落ちる位置サービスライン付近ネット際
相手への効果バランスを崩させる足を動かせる

相手への効果について補足をすると、分かりやすいのでシングルスの場合を想定して下さい。

オーバーヘッドストロークからクリアー・カット・ドロップ・スマッシュを予測して構えているところに、サービスライン付近に速く落ちるカットは反応が遅れたとしても足を一歩出せば取れる範囲に落ちることから、「バランスを崩させる」ということになります。

そしてドロップは同様の状態で緩やかなショットがネット際にくることで、いくら先読みできていたとしても、何歩か足を出して前に出なければ取れないことで「足を動かさせる」ということになります。

私自身はシングルスもダブルスも、カットとクリアーでラリーのテンポを作り、勝負所でスマッシュやドロップ、クリアーで相手の体勢を崩させるのが得意でした。

使い方は人それぞれで、クリアーとカットを多用して、相手をコート四隅に動かして反応が遅れたところにスマッシュやカットでエースを決めに行く、という人も多いです。

自分にあった使い方を習得していきましょう。

必見!カットとドロップの打ち方を解説

カットとドロップのシャトルとラケットの面の当たり方について解説していきます。
一言で言えばカットは「切る」ドロップは「当てる」です。

ドロップはシャトルのコルクをラケットの面に対して垂直に当て打つ
カットはシャトルの側面を擦るようにラケットを振って打つ

右利きの場合、オーバーヘッドストロークをして頭の上を通りシャトルに当てる時に手首が前に向くように回内運動をして当てるのがドロップで、手首を動かさず振りぬくのがカットになります。

カットは振りぬくことでスイングスピードは速いのに、シャトルを擦っていることでスピードが失速して相手コートにかえっていくため、そのギャップに相手は惑わされます。

オーバーヘッドストロークで最初から練習するのは難しい、という方はまずは当てると切るの違いを理解するために、手元で練習することをおすすめします。
腰付近で面を上にしてラケットを持ち、ラケットを持っていない方の手で手でシャトルを面に向けて落とします。

ラケットを動かさず当てるのがドロップです。

右利きの場合は右から左に、左利きの場合は左から右に床と水平にシャトルが面にあたる時に動かして当たる軌道がカットです。
この当て方の感覚を掴んでおくと、オーバーヘッドストロークからのカットも当たる感覚が分かっているので練習しやすいですよ。

また、カットを習得する時に切りすぎてしまってネットにひっかけてしまう人が多いので、沢山練習して、どの位置で、どの程度シャトルを切ればミスなく相手コートに返るのかしっかり確認しましょう!

まとめ

  • カットとドロップの違いを理解する
  • 打ち方を理解する

今回はカットとドロップの違いをご紹介しました。

試合の組み立てを考えた上で、自分がどっちのショットを使いこなしたいのか予め知ることができれば、練習への取り組み方も変わりますよね。

カットにはリバースショットという軌道も変わり、相手も読みづらいショットがあります。
オーソドックスなカットを習得できたら挑戦してみましょう!

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