バドミントン初心者の多くが苦手と答えるバックハンド。
自分の中で当たらないとか難しい技術だとイメージしてませんか?
正しい持ち方とちょっとしたコツを掴めば、難しい技術ではありません。
バックハンドが苦手だから、全ての球をフォアハンドで返そうとする人もいます。
私からすれば、全てフォアハンドで返す方がよっぽど難しいです。
フォアハンドよりバックハンドの方が広範囲に対応出来るからです。
それにより、守備範囲を大きく広げることができます。
守備範囲が広くなると、相手の打つコースを狭められます。
バックハンドで、シャトルがコートの奥まで飛ばない人には特徴があります。
私も最初は飛ばなかったので、当たらないや飛ばない原因を考えてました。
バドミントンの練習中に、先輩に教えてもらった飛ばない人の特徴を、バックハンドが苦手な友達に話すと驚くほど当てはまっていました。
バックハンドの持ち方のコツ。
飛ばない人の3つの特徴を紹介します。
当たらないと試合で勝てない!バドミントンのバックハンド
バドミントンは、相手がどこに、どれくらいの速さでどんなショットを打ってくるか分かりません。
どこにシャトルが飛んできても対応するために、グリップの持ち方を変える必要があるのです。
フォアハンドとバックハンドの違いについて解説します。
フォアハンド
- ラケットを持っている手の側をフォアハンドと言う。
- スマッシュやクリアなどの力強いショットが打てる。
- 全身を使いラケットを振る為、体勢を崩しやすい。
- 守備範囲が狭い。
バックハンド
- ラケットを持っていない手の側をバックハンドと言う。
- 守備範囲が圧倒的に広い。
- 可動域が狭いのでショットが安定しやすい。
- 球威がそれ程ない。
- ハイバックを打つのには、ある程度の技術がいる。
それぞれ特徴が違います。
ここで注目してほしいのは、バックハンドの方が守備範囲が広いこと。
まずは当たらないと試合になりません。
バドミントンが上手い人のレシーブは、8割くらいバックハンドで返します。
ほぼ全域で対応できるので、バドミントンでは必須テクニックの1つ。
バドミントンは、ラリーをする競技ですので攻撃側と守備側がラリーの度に代わっていきます。
攻撃が出来ても、次も攻撃出来ると限りません。
カウンターを仕掛けられて守備に徹しないといけないかもしれません。
逆に、守備が上手いとレシーブで相手を崩し浮いた球が返ってきたところで攻撃を仕掛けることができます。
何処にシャトルが飛んでくるか分からないからこそ守備範囲の広いバックハンドを習得しましょう。
バックハンドの持ち方のコツはグッドマーク!
バドミントンのバックハンドの持ち方のコツについて解説します。
利き手でグッドマークを作ってください。
ユーチューブやフェイスブックにある「グッド!」ボタンをイメージしてください。
グリップの一番広い面に親指を添えて握れば持ち方の完成です。
めちゃくちゃ簡単ですよね。
持ち方のコツとして、親指と人差し指でグリップを挟みその他の指で軽く支える感じで握ってください。
親指と人差し指でラケットを回しフォアハンドとバックハンドのグリップの持ち方を変えます。
親指をグリップに真っすぐ伸ばしてないとレシーブがしにくいので、持ち方はグッドマークと覚えましょう。
バックハンドで飛ばない人の3つの特徴
バドミントンのバックハンドでシャトルが飛ばない人の3つの特徴があります。
このどれか1つでも当てはまる人は、バックハンドに苦手意識がありませんか?
- 構えが悪い。(ラケットが視界の中に入っていない)
- グリップの持ち方を変える時に、時間がかかる。
- 大振りになり、体の前で打ててない。
それぞれ解説していきます。
構えが悪い。(ラケットが視界の中に入っていない)
レシーブを受ける際の構えが悪です。
ラケットを持ってる手の肘が、体に近い。
常に視界の中にラケットが入っていない
肘が体に近いと、テイクバックの動作がしずらくなります。
そのため、ラケットのフレームにシャトルが当たる。
もしくは、テイクバックで出来ないからシャトルが飛ばないに繋がります。
視界の中にラケットが入ってないと、ラケットが下がっているということになります。
ラケットを目線の高さまで上げる余計な動作が入るため、速い球に対して反応が遅れることになりシャトルが飛ばないに繋がります。
構えのコツは、肘は体から離してラケットは視界の中に入れて構えましょう。
グリップの持ち方を変える時に、時間が掛かる。
フォアハンドからバックハンドにグリップの持ち方を変えるに時間が掛かり、振り遅れてしまう。
結果、シャトルが飛ばないに繋がります。
1番多い特徴です。
グリップを握ってる手に力が入り脱力できていません。
インパクトの瞬間だけ親指に力を入れてシャトルを弾く感じで打ちましょう
打ち終わったら、すぐ脱力します。
私も、このタイプでした。
ダブルスは、ドライブの打ち合いになることが多いです。
試合中にフォアハンドで、ドライブを打ち合っていたとしましょう。
急にバックハンドに球が飛んできてグリップの持ち方を変えるのに時間が掛かり、対応が遅れる。
グリップの持ち方を変える練習をしましょう。
私は、練習中にラケットを人差し指と親指で回す練習をコツコツ練習してました。
この練習の時のコツは、脱力とグリップと指の間にすき間を少し作ること。
スムーズに素早く持ち方を変えれるようにしましょう。
コツコツと地道に練習すれば、持ち変えを体が覚えます。
大振りになり、体の前で打ててない。
特にハイバックを打つときに多いです。
バックハンドは、力が入りづらい持ち方ですので速く遠くに打とうとすると、大振りになりタイミングがずれて飛ばないに繋がります。
ハイバックは、シャトルに背中を向けるのでタイミングが取りにくい打ち方です。
ハイバックのコツは、タイミングよくシャトルを打ち返す。
最初は、スイングを付けずにタイミングよく弾くことを意識しましょう。
打ちたいコースに打つことが出来るようになったら徐々にスイングを付けていくようにしましょう。
コツを掴んで守備力UP!バックハンド練習法
コートの半面を使いスマッシュレシーブの練習します。
- 相手にスマッシュをバックハンド側に打ってもらう。
- レシーブでスマッシュが打てる高さで返す。
連続してスマッシュをレシーブして打ち返すタイミングのコツを掴みましょう。
練習のコツは、フォアハンド側にもスマッシュを打ってもらい、グリップの持ち方を変える練習もしましょう。
スマッシュの速さも徐々に上げてもらい相手のMAXスピードでもレシーブ出来るようにしましょう。
スマッシュの速い選手と練習した方がより実践的なスピードで練習出来ます。
まとめ
- フォアハンドよりバックハンドの方が守備範囲が圧倒的に広い。
- バックハンドのコツは、親指を伸ばしグッドマークの形でグリップを握る。
- 飛ばない人の特徴は、構えが悪い、持ち変えに時間が掛かる、体の前でシャトルを打ててない。
- スマッシュのレシーブ練習のコツは、フォアハンドとバックハンドの両方で。
バドミントンの試合でバックハンドが打てないと試合に勝つことは難しくなります。
それだけ、打つ機会が多いからです。
バドミントンのバックハンドは、飛ばない原因を見つけ正しい持ち方で練習すれば誰でも飛ばせます。
当たらない苦手意識から卒業しましょう!
今回紹介したコツを参考にして頂ければ嬉しいです。
この時に、指とグリップの間に少し空間がないとスムーズにラケットを回せないので注意しましょう。