バドミントンの試合中でよく見られる、空中でシャトルすくい。
先輩やバドミントン経験者が空中でシャトルすくいをやっているのを見て、カッコいいと思ってませんか?
バドミントン初心者のあるあるだと思います。
私もバドミントンを初めた頃、シャトルすくいばかり練習してたんですよ。
初めは全然上手くいかず、「何かコツはないか?」と先輩に、コツを教えてもらったんです!
先輩にコツを教えてもらってからは、コーチに隠れて空中でシャトルすくいを練習する日々。
バドミントンには、必要ない技術だと思っていたので。
見つかったら怒られるとヒヤヒヤでしたよ。
ある日、新入部員の練習メニューに、空中でシャトルすくいが加わったんです。
コーチから理由を聞いた時、体に激震が走りまさに目から鱗でした。
空中でシャトルすくいのコツ。
練習する意味はあるの?を紹介します。
【バドミントン】これが出来たらカッコいい!空中でシャトルすくいのコツ2ステップ
相手がシャトルを渡す時に、こちらに向かってシャトルを飛ばします。
その時に、手でキャチしたら何となくカッコ悪いですよね。
バドミントン中級者からは、飛んできたシャトルを空中でシャトルすくいします。
バドミントンを始めたら、まずこれをやりたい人は多いと思います。
やり方を解説します。
- 落下するシャトルに対してラケットを平行に沿わせる。
- シャトルの側面に対してラケットの面を当て、包み込むようにすくう。
文字で書くとこれだけです。
空中でシャトルすくいをする時のコツは金魚すくいをイメージしてください。
力を抜いて素早くすくいます。
特に、これと言って難しい動作は無いのですがコツを掴むまでが難しいと思います。
私も最初は、シャトルが横に飛んだり、ラケットに収まらなくて出来ませんでした。
コツを掴むと、あっさり出来ます。
タイミングと力を調整してみてください。
【バドミントン】空中でシャトルすくい。練習する意味あるの?
空中でシャトルすくいが出来ると何がいいか分かりますか?
- 仕草がカッコいい。
- バドミントンが上手そうに見える。
このように、思われるかもしれませんが、そうではありません。
空中でシャトルすくいを練習する理由は、2つあります。
- バドミントン初心者に必要な、ラケットワークが身に付く。
- 空中でシャトルすくいの応用技。ディセプションショットが打てるようになる。
それぞれ、解説します。
1.バドミントン初心者に必要なラケットワークが身に付く
ラケットワークは、バドミントン初心者が、まず覚えないといけない動作。
バドミントンは、ラケットと手首や腕の動作でシャトルのコースとスピードを変えます。
2.空中でシャトルすくいの応用技。ディセプションショットが打てるようになる
ディセプションは、騙すや欺くといった意味があります。
他の球技でいえば、フェイントに当たります。
バドミントン初心者が、初めてディセプションショットを打たれたら、反応出来ないです。
ラケットの動きと反対方向にシャトルが飛ぶ。
インパクトの少し手前でラケットを引き、インパクトタイミングをずらしたりします。
ディセプションショットには、色々な種類があります。
バドミントンは、相手の動きから、次の球を予想し動きます。
ディセプションが決まると、相手の体は一瞬止まります。
反応が遅れ、ミスショットや甘い返球になってしまう。
たとえ返球出来たとしても、予測と逆に行った球を追いかけるので、体力を消耗します。
とてもわかりやすいYouTube動画があります。
動画で見るとイメージしやすいのではないかと思います。
【deception】シャトルキャッチは、なぜやるの?
40秒ぐらいから説明が始まります。
バドミントン中級者への準備をしよう。空中でシャトルすくい練習法!
練習は、1人でも2人でもできます。
1人でやる場合
- シャトルを頭より高く上げ、落下中のシャトルをすくう。
- すくったシャトルを頭より高く上げすくう。
2人でやる場合
- トス役がシャトルを手で投げる。
- 受ける側が、ラケットデ投げられたシャトルをすくう。
コツとして、けん玉をする時の膝の動きをイメージすると良いかもしれません。
シャトルをすくう時に、膝を使ってすくうと良いかと思います。
この練習は、地道にコツコツとやるしかないです。
コツが分かれば、すんなり出来ますよ。
まるで、自転車に乗る練習みたいなものです。
頑張って、コツコツ練習しましょう!
まとめ
- 金魚すくいをイメージする。
- ラケットワークが身に付く。
- シャトルをすくう時は、膝を使いすくう。
バドミントンが上手く見えるだけじゃない空中でシャトルすくい。
ディセプションショットは、基本のフットワークと基本のショットが正しく出来るようになって初めて打つことができます。
まずは、基本のフットワークと打ち方をコツコツ練習しましょう。