レシーブが飛ばない!
だから強化したい。と思ってこの記事を読んでくださっていると思います。
では、なぜレシーブが飛ばないのか?
そもそもの理由をご存じですか?
答えはスマッシュに対しての反応が遅れているから。
当たり前じゃないか!!という声が聞こえて来そうですが、反応が遅れている状態とはどういうことか。
一言で言えば、自分の体より前でレシーブを取れていないということです。
つまり、自分の体より前でシャトルを取れればレシーブを強化し、奥まで飛ばすことができるのです。
理屈が分かれば、あとは正しいやり方で練習あるのみです。
コートの奥までシャトルが飛ばない、と悩んでいる方のために、4つのポイントをまとめたので参考にして、練習してみてください。
見直してみて!バドミントンレシーブの構え、ちゃんとできていますか?
意外と盲点になりやすいポイントが、基本のレシーブの構えです。
バドミントンを始めたころは、基本に忠実に膝を曲げて腰を落として構えることができるのですが、少し慣れてくると我流の構えになっていることが多々あります。
- 膝を曲げて腰を落として構えていますか?
- ラケットを立てて、面が胸の前あたりに構えることができていますか?
- ラケットを握りすぎていませんか?
この3つの基本をもう一度見直して見てください。
ちなみに私の場合は、腰は曲がっているけど、膝が伸びていた。
ラケットの位置が下がっていた。
2つ基本を無視していましたが、自分ではできていると思っていました。
自分では気づかないことが多々あるので、第三者の方に協力してもらうと、より早くレシーブ強化に繋がります。
レシーブを強化したければ、ラケットの持ち方をバックハンドメインにしたほうがいい理由
構えるとき、ラケットを立てて面を作って、グリップは軽く握ります。
このときラケットをバックハンドで持つか、フォアハンドで持つか教えてもらう方によって変わりますが、基本的にはどちらでもいいと思います。
ただ、レシーブを強化したくて、しっかり奥まで飛ばしたいならバックハンドをおすすめします。
その理由は、
バックハンドのほうが、面を作ったまま構えやすい!!
もしフォア側に打たれたとしても、バックだと面が作りやすく対応しやすいですが、フォアに持っていると、バック側の対応が遅れてしまいがちになり、レシーブがちゃんと返せません。
ですので、私自身も基本はバックハンドで構えるようにしています。
レシーブが飛ばないからと、ラケットを力任せに振ってはいけません
コートの奥まで飛んでいけ!
という気持ちからか、ラケットを振る方がとても多いです。
最初にお伝えした、自分の体より前でシャトルを取らないとレシーブが飛ばないという理論に反しているからです。
きっと今までレシーブは力任せに振っていた。
という方は少なくないはずです。
ラケットを力任せに振りたい気持ちはすごくわかりますし、体が勝手に動いてしまうこともよく分かります。
最初は難しいですが、スマッシュを返すときのレシーブ時は振らないよう意識をしてみてください。
レシーブ強化にうってつけの練習法は、壁打ちだ!
スマッシュを実際に打ってもらって、レシーブを打ち返すことも練習にはなるけど、一番効果的な練習法は壁打ちだと私は思っています。
その理由は
壁に近づけば近つくほど、シャトルスピードが速くなり、実際の試合ではありえないほどの速さのシャトルが返ってくるからです。
実際にありえない速さの球が取れるということは、試合で相手が打ってくるスマッシュが遅く見えるはずです!
遅く見えるようになれば、しっかりと構えることができますし、気持ちに余裕も生まれるので、余裕をもってレシーブすることができますよ。
まとめ
- 見直してみて!レシーブの構え、ちゃんとできていますか?
- レシーブを強化したければ、ラケットの持ち方をバックハンドメインにしたほうがいい理由
- レシーブが飛ばないからと、ラケットを力任せに振っていませんか?
- レシーブ強化にうってつけの練習法は、壁打ちだ!
私、バドミントンの技の中でもレシーブが本当に苦手でした。
スマッシュの速い選手が相手の時は、スマッシュが取れない、返せないという焦りから、自分のプレーが全くできず、悔しい思いをしてきたものです。
苦手分野は人それぞれですが、今回はレシーブが苦手な方が少しでもレシーブを強化して、自信をもってプレーをしてもらえるといいなと思っています。
ラケットを振ることによるデメリットとして、自然と力が入って反応が遅れてしまうことがあります。