- バドミントンのダブルスでレシーブをする場合、お互いの立ち位置ってどこ?
- どこに立っていれば、レシーブってまんべんなく取れるの?
と悩んでいる方いませんか?
実はもともとシングルをやっていた私ですが、ある日からダブルスもやるようになりました。
その時、一番最初に疑問に感じたことは、レシーブをする時の立ち位置ってどこ?と思ったことを今でもよく覚えています。
単純に2人いるからコートを半分にした時の真ん中に構えとけばいいのかな?
と思ったのですが、この考え方は半分正解で半分不正解です。
なぜなら、相手が打ってくる場所によって立ち位置を微妙に変えなければいけないからです。
この話だけ聞くと、なんかややこしそう・・・。
と思われそうですが、練習していくうちにできるようにダブルスのレシーブ時の立ち位置をご紹介します。
基本的なダブルスのレシーブの立ち位置は二等辺三角形だ!
ダブルスのレシーブ時は、攻撃してくる相手に対して二等辺三角形の場所に構えて下さい。
と当時の顧問の先生に教えられました。
その言葉を聞いて、ぽかーんと口が開いた状態になったのは私だけではないはず。
理解ができなさ過ぎて、しばらく頭の中がフリーズしていましたね。
ですが、顧問の先生の話をちゃんと聞くとすごく納得できたのです。
なぜ真ん中に立っているだけではダメなのか?
この答えについて、相手が真ん中から打ってくる時は、コートの真ん中に構えていて正解です。
でも、試合中はそんな場面ばかりではありませんよね?
例えば、相手が右側から打ってくる時、確率的にも経験的にも
- コートの右側全般
- 左のネット前
にシャトルが返ってくることが多いです。
では、反対に一番返ってくる確率の低いところ、それは左側の奥です。
このことから、コートの右側と左前を重点的に守れば、自然とレシーブの確率が上がるというわけです。
このシャトルが返ってくる確率が高いところに構えることから、相手が打ってくる場所に対して二等辺三角形の位置に構えなさい、ということでした。
とにかく頭で何度もイメージトレーニングをすることが大事です!
基本的なレシーブの立ち位置になるには具体的にどう動くか?
では、二等辺三角形のダブルスの立ち位置になるにはどのように動くのか。
例えば
相手が右側から攻撃してくる場合まず半歩右に寄ります。
そして右側で構えている時は半歩後ろに左側に構えている時は半歩前に構えます。
左側から攻撃してくる場合は逆になります。
まず半歩左に寄ります。
そして左側で構えている時は半歩後ろに。
右側で構えている時は半歩前に構えます。
このように動くと攻撃してくる相手に対して二等辺三角形の形の立ち位置になります。
なぜ、こんな守り方をするかと言うと、
どこに飛んできてもある程度レシーブができるようにするためでもありますが、相手の打ってくる確率が高いところを重点的に守るためでもあります。
それはなぜか?ダブルスは守っているだけでは勝てません。
攻めの姿勢で確実に点数をとっていくためには、相手が打ってくる確率の高いところを守り、攻めるためのチャンスを待っている方が、勝利に近づくと私は思っています。
ダブルス、レシーブ時の立ち位置を練習する際の落とし穴とは?
練習をする時に気を付けることは、二等辺三角形を意識することが必要だと分かっていただけたと思います。
でも、ここで一つ落とし穴が。
二等辺三角形を意識したポジションに構えると今までと同じフットワークでは、全コートを守ることができません!
その理由は、半歩横に動いて、半歩前後どちらかに動いた分、半歩分届かない場所があるということです。
先ほど確率の高いところを守り、攻めるためのチャンスを待っている方が、勝利に近づくと書きましたが、全コート守れるようなフットワークができることは必須です。
半歩どちらかに動いたら、半歩分今までよりスペースができるわけです。
特に打ってくる場所の反対側で構えている人。
(右側から打ってくるなら、左側で構えている人)は、守る範囲が広くなります。
実際に私もこのフットワークに慣れるまでは、ダブルスに対する苦手意識が強すぎて、ダブルスのたびに心臓が飛び出そうなほど緊張していました。
でも、フットワークさえ体に覚えさせれば、あとは練習あるのみ!
体が勝手に動いてくれるようになりますよ。
まとめ
- 基本的なダブルスのレシーブの立ち位置は二等辺三角形だ!
- 基本的なレシーブの立ち位置になるには具体的にどう動くか?
- ダブルス、レシーブ時の立ち位置の練習する際の落とし穴とは?
バドミントンのダブルスってシングルの時と違って、試合相手の動きを見つつ、パートナーの動きも見ながら、立ち位置だったり、動き方を考えなければならないですよね。
「この球はどっちが打てばいい?」と思う打球が来ることも多いです。
今回の内容は、基本的なレシーブの立ち位置についてです。
パートナーが自分より経験の浅い方だと、自分のレシーブ範囲が基本より広くなったりするので、臨機応変に対応できるようになるためにも、たくさん練習してダブルスを楽しみましょう!