バドミントンをやっていて、一番キツイことって何ですか?
試合が一番キツイと答える人は、少ないと思います。
やっぱり練習が一番キツイですよね。
バドミントンは激しいスポーツなので、練習も負荷を掛けていかないと試合で勝てません。
中級者は、ある程度の体力が有り練習や試合でバテルことも少ないでしょう。
初心者だと、体力も無く練習に付いて行くのがやっとの人もいるでしょう。
私も、初心者の頃は体力が有りませんでした。
初心者の練習メニューは体力増加トレーニングばかりで面白くありませんよね。
又、いつも同じ練習をしていると飽きてしまいます。
筋トレばかりでつまらなくなってしまうこともありますよね。
今回は、私が部活の時にやっていた面白い練習方法を紹介します。
私が所属していたバドミントン部の顧問先生は、ユニークな先生でした。
野球部やサッカー部の練習も良いと思ったら取り入れる。
夏休みや冬休みなどの練習時間が長く取れる時には、いつもと違う面白い練習を考えてくれました。
初心者だった私も、楽しいから続けて来れました。
キツイ練習も初心者でも出来る面白い練習にすることで、楽しく取り組めますよ。
【面白い練習法その1】駆け引きを楽しめ!ステップ&ジャンプ
バドミントンには、瞬発力と反射神経が重要です。
そこで瞬発力と反射神経を鍛えるトレーニング。
リアクショントレーニングの応用トレーニングになります。
上下左右の動作をそれぞれ決めておき、合図者の合図により決められた動作を素早く取ります。
上の合図が出たら、両膝を上げてハイジャンプ。
下の合図が出たら、腕立て伏せの体勢をとる。
右の合図が出たら、右のフットワークする。
左の合図が出たら、左のフットワークをする。
二人で向き合って行います。
- 先攻と後攻を決めて、ペアーと向かい合って立つ
- 足は肩幅に開きその場でステッピングします(ステッピングは、細かく速く)
- 先攻が好きなタイミングで上下左右のどれかを言います
- 上と言えば二人で両膝を上げてハイジャンプをします
- 二人とも出来たら、後攻が好きなタイミングで上下左右を言います
- 時間を決めこれを繰り返します
部活では、1分×3セットしていました。
2セット目と3セット目で合図を出すタイミングを早くするなどのルールがありました。
勝敗のつけ方は、合図者より2秒以上反応が遅れたら負け。
反応が遅れた回数で勝敗が決まります。
最後まで、お互い反応が遅れなければ引き分けです。
私が所属していたバドミントン部では、勝負となると必ずペナルティーがあります。
ペナルティーの内容は、腕立て伏せやダッシュだったりコーチの気分で決まりました。
負けと引き分けには、必ず課せられるペナルティー。
このトレーニングは、反応速度も大事ですが相手との駆け引きも大事になります。
合図を出すタイミングをずらしたり、相手が苦手な動作を連続で言うなどです。
リアクショントレーニングは、キツイ練習ですが相手がいることで楽しく出来ますよ。
どうやれば、相手に勝てるかを考える事は、バドミントンをするうえで必要な事です。
特に、道具は使わないので初心者でも一緒に出来ますね。
【面白い練習法その2】スピードが勝利の鍵!シャトル置き
バドミントンのフットワークを鍛えるトレーニングになります。
初心者に限らず、経験者でも嫌がるフットワークの練習。
私も嫌いでした。
初心者の頃から正しいフットワークを身に付けないと後で必ず後悔します。
無駄な動きで、体力が削られる事が少なくなりますよ。
コートの半面又は全面を使います。
- コートの片側サイドのライン上にシャトルを1列で10~15個置きます
- スタートの合図でホームポジションからフットワークを使いシャトルを拾い反対側のライン上にシャトルを置く
- 最初に並べたシャトルを全て反対側のライン上に並べる
- 二人で行い、先に全て並べた方が勝ちです
シャトルは倒して置いてはいけません。
しっかり腰を落とさないと、シャトルが拾えないし綺麗に置けません。
この練習もキツイです。
競う相手がいると負けたくないですよね。
もちろん、敗者はペナルティーです。
キツイ練習ですが、相手がいると不思議と楽しいです。
バドミントンで必要なフットワークを初心者の頃から身に付けましょう。
【面白い練習法その3】プレッシャーに打ち勝て!ストラックアウト
某テレビ番組でもやっていた、的当てトレーニングです。
- シャトルケースやカゴを9個用意してコート上に置きます
- シャトルを上げてもらい、スマッシュを的に向けて撃つ
- 12球以内に全ての的に当てれれば、クリア
この練習は、ある程度のコントロールがないと難しい練習です。
初心者は、的を大きくすると良いと思います。
コースを意識して打つと上達も早いです。
この練習は、とても面白く皆に人気でした。
当然、ペナルティーは有ります。
3つ以上当てないとペナルティーでした。
プレッシャーが掛かる場面でスマッシュを打つことで精神面もタフになります。
バドミントンの試合では、ミスしたら相手に得点されます。
相手が、マッチポイントでもミスを恐れずスマッシュを打つことができないと、試合で勝てません。
初心者は、ミスを恐れて甘い球を返球して失点することが多いです。
初心者の頃からプレッシャーに慣れましょう。
【面白い練習法番外編】真剣勝負!全力鬼ごっこ
瞬発力や俊敏性を鍛えます。
コート全面を使い3~4人で鬼ごっこします。
悪ふざけに見えますが、大真面目です。
ウォーミングアップで全力鬼ごっこをやってました。
鬼ごっこをするには狭い範囲ですから、短い距離のダッシュを繰り返します。
最後に鬼だった人がペナルティー。
新入生が部活見学をする時に、コーチは必ずこれをやります。
部活で鬼ごっこをやってるなんて、面白い部だと思いますよね。
初心者、経験者関係なく面白い練習法です。
まとめ
- バドミントンに必要な瞬発力と反射神経を鍛える、ステップ&ジャンプ
- バドミントンのフットワークを鍛える、シャトル置き
- 面白い練習で皆に人気だった的当てトレーニング
- 初心者でも出来て瞬発力や俊敏性を鍛える、全力鬼ごっこ
バドミントンで強くなるには、体に負荷が掛かるキツイ練習をしなければなりません。
初心者の頃はキツイ練習ばかりだと、嫌になってしまいます。
面白い練習を取り入れることで気分転換になります。
キツイけど面白い練習だと思うと、続けられますよ。
今回紹介した面白い練習法は、初心者でも簡単に出来ますのでいつもの練習に飽きたらやってみてください。。