バドミントンが寝ても覚めても好きでたまらないけど、家で練習できるのはヘアピンくらいしかないかなんて思ってませんか?
まさにその通り!
でも残念に思わないでください。
コートで練習する事はもちろん大切ですが、家で練習するメリットがたくさんあるんです。
受験勉強でも予習復習が大切なようにバドミントンでもコート外での練習はやっていない人との差をつけ、強くなる秘訣だと思います。
ここでは家で出来るヘアピンの練習方法やメリットを紹介していきます。
少しでもお役に立てれば嬉しいです。
今に見てろ!自分時間で出来る家での練習方法
まず家で練習する場合に必要なものはシャトルとラケットだけです。
シャトルリフティング
シャトルのコントロールを身につける為のトレーニングです。
ご存じの通り、野球やサッカーと違い、バドミントンのシャトルはコルクの部分と羽の部分が一緒になっており、ボールのように円形ではないのでシャトルのどの部分にガットがどのように当たるとどういう風に弾むかを感覚で掴む事がとても大切です。
やり方はまずシャトルをラケットのガットの上に置き、ストレートヘアピンを打つように水平を保ちながら連続で何回続けて弾ませられるかのトレーニングです。
簡単なようで、初めは思ったところに飛ばず、シャトルが暴れて5回も続かないことが多いです。
狙った高さや位置に打つことも大切ですが、帰ってきたシャトルをどのくらいの力加減で、どのタイミングで捉えれば次が楽になるかを感覚で掴むことがポイントです。
少しずつ連続して弾ませることが出来るようになってきたら自分で目標回数や時間を決めてやるといいでしょう。
連続して安定的に弾ませることが出来るようになったら次はこれです。
スピンヘアピン
手順は1つ目と同じように連続して弾ませていくのですが、シャトルにスピンをかけていきます。
ガットの凸凹にシャトルのコルクの部分を引っ掛けながらこする感覚がポイントです。
浮遊高さが低くなりスピードが上がりシャトルも暴れるので難しくなっていきます。
試合の中で、相手からスピンヘアピンをされた時にこちらもヘアピンで返す練習になるでしょう。
それにしても家でもバドミントンの練習をしようと思う事自体が素晴らしい事だと思います。
私がバドミントンを始めた頃はコートでの練習だけで疲れてしまって、家ではすっかりバドミントンの事は忘れて、映画を見たり、何をするでもなくグータラとしていました。
この記事を読んでくれているあなたを本当に尊敬しています。
この後に家でヘアピン練習をするメリットを紹介していきますので、是非そちらも引き続き読んで頂けると嬉しいです。
コートじゃ分からない!?家でヘアピン練習をすると起こる事 メリット1
家の中は普段練習しているコートや体育館と比べると、当然狭く、ラケットを振り回して物を壊してしまったり、家族やペットにとても気を遣いのでデメリットしかないように感じてしまうと思います。
しかし、その気遣いのがポイントだったりします。
狭い場所や気を遣う場所では、ラケットのリーチや、ラケットの大きさの把握をするのにとても最適なんです。
広いスペースでの練習ではそんなこと気にせず、思うがままに動いていると思うので意識しないと思います。
特にバドミントンのヘアピンをする際の意識はとても繊細なので、このラケットのリーチや、大きさ把握が普段からできていると、自分の手の延長線上としてのラケットの使い方が知らぬ間に変わっていくのです。
まさに、痒いところに手が届く!ですね。
痒いと思ったところにラケットが一発で届くのは気持ちの良いものです。
家で習得できるヘアピンでは欠かせないスキルとは? メリット2
バドミントンには様々なショットがありますが、力より技が必要なショットも多いです、フワッと落とすドロップや、鋭角に切り抜くカット、そして特にヘアピンは他のショットと比べると力より技が必要なショットです。
そんな時必要になるスキルが、グリップを握る力加減や、指使いが大切。
素振りの練習も大切ですが、グリップ使いを極めるのには家の環境が最適です。
ラケットを持って指がどう動いたらラケットがどう動くかイメージをめぐらせるのです。
私なんかは折れてしまったり、いらなくなったラケットのラケットのグリップ部分だけを切り抜いてテレビを見ながらとか、ながら時間に様々なショットや試合をイメージして、ゲームのコントローラのようにグリップをこねくり回しています。
ながらで結構!家でヘアピン練習を続けると?…メリット3
そして、何より家で練習するメリットは毎日出来ることでしょう。
間を開けてバドミントンをしないと感覚を忘れてしまいます。
継続は力なり
特に初心者の方や、今までのクセを見返し新しいスキルを身につけようとしている方なんかが、あれ!?この間コートで練習した時はコツを掴んだのに。。なんて事はよくある事です。
感覚を体に染み込ませるには時間がかかるものなので、毎日ラケットに触っていたいものです。
無理なく習慣に取り入れられる点でも家での練習は必要です。
まとめ
- 家で練習する方法はシャトルコントロールを身につけるシャトルリフティング・スピンヘアピン
- 家で練習するメリットは3つ
- ラケットの大きさ、リーチを掴むのに最適
- グリップの力加減、指遣いなど感覚と向き合うのに最適
- 感覚を忘れないように毎日できる
いくつかメリットを上げてきましたが、分かっているけどなかなかできないのが家での練習ですよね。
家にいる時くらいゆっくりしたい気持ちはとても分ります。
私もそうだったのですが、やっぱりバドミントンが大好きで試合では毎回悔しい思いを今でもしています。
そして、ある時から家でも紹介した練習をするようになりました。
やり始めは楽しかったり気持ちが向いているので2、3日は続けましたが、案の定しっかりと三日坊主になり、また悔しい思いをして家の練習を再開する。
なんてのを繰り返し、今では気がついたら勝手に家でラケットを握っています。
波があって当然だと思います。
でも続けていく事で得られる楽しみは、続けて行った人にしか分からないので是非あなたなりの練習を続けていって下さいね。