あなたは、バドミントンの試合でコースを読むことができますか?
私はコースを読むことが、正直に言うと苦手でした。
「こっちに来る!」自信をもって動くことができず、シングルスではシャトルがどこに来るのか迷っていて一歩遅れたり、ダブルスではドライブやレシーブなどの速い球が全然取れなかったりしました。
そんな中で悩みながら周りの試合を見てみると、格上の選手たちは普通なら返せないような球をカンタンに返球することができているように見えました。
私とその選手たちの違いは、コースの読みです。
アドバイスをもらうと、その選手たちは
「ここに打ったらこう返ってきて、それをここに返すとこう返ってくる…」
というように、何手も先を読んでいることがわかりました。
読みができるかできないかは、試合での勝ち負けに大きく影響を与えます。
私の場合はただバドミントンをこなすだけでは読む力がつかなかったので、少し自主トレをして感覚を掴みました。
私が実際に試した方法を、これからご紹介していきたいと思います。
ぜひ参考にしてみてください。
バドミントンでは、コースを読むと勝てる!?
バドミントンは、速いラリー展開になってしまうことがありますね。
ゆっくりとしたラリーの中でも、不意を突かれることはあると思います。
逆側に構えていたり、違うところに動き出そうとしていたらそのような不意を突くショットはなかなか取れませんよね。
したがって、コースを読むことはとても重要なのです。
相手がどこに打ってくるのか、何を狙ってくるのかというのが先にわかっていると試合もやりやすくなります。
逆にどこに来るのか全く分からないと、自分の動きにも迷いが生じてスムーズな動きができなくなってしまいます。
なので、ある程度コースを読んで絞っておくことが必要です。
私は実際にどのようにしてコースを読んでいるのかというと、ほとんど勘です。
といっても、バドミントンの羽根回しにはあるパターンがあって、そのパターンが何となく身について読めるようになったのかと思います。
100%勘が当たることはないですが、ここに来るということを考えて先に準備できると試合運びも有利になります。
また、試合中に
「この選手はスマッシュをクロスに打つ傾向にあるな」
「ストレートのカットは一度も打ってきていないな」
などと相手の癖を掴んでコースを読むこともできます。
試合の序盤でミスせず長いラリーをして、相手の特徴を的確にとらえましょう!
私が実際に行ったコースを読むための練習方法
私はコースを読むのがとにかく苦手で、周りの人と比べてコースを読む力が劣っていると思います。
一歩目の動き出しが速い選手に話を聞くと、2手も3手も先まで考えて羽根出しをしていることがわかりました。
ただ、私には先を読む余裕がどうしてもなく、上手くいきませんでした。
そこで、コースを読めるようになるため、試合動画をたくさん見ました!
YouTubeで様々なアングルの動画が上がっていますので、私は自分が試合しているイメージをしやすい斜め後ろの高くない位置から撮られた動画を何度も繰り返し見ました。
様々な選手の試合をひたすら見て、自分が実際にやっている想像をしましょう。
私が特にたくさん見ていた動画を添付いたします。
全国高校選抜バドミントン 森(青森山田)-山田(西武台千葉)
次どこに打つのか、相手からはどう返ってくるのかということに意識を集中させます。
暗記するというよりは、感覚を掴むということを大事にしてみましょう。
ただ、羽根回しを暗記するくらいに試合を見ていれば確実にあなたのレベルは上がっていると思います!
バドミントンはコースを“読ませない”ことも重要
コースを読むことができれば有利になるということは、逆にコースを読まれると不利になるということです。
相手にどこに打つかをバレないようにするのは鉄則です。
コースを読まれないようにするためには、
- 同じフォームから様々なショットを打ち分ける
- フェイントを使う
などの方法があります。
私は右側に打つようなイメージで上半身をひねり、打つ直前で左側に持っていくなどをしています。
ロブを打つ際もテイクバックを小さくして直前までヘアピンの打ち方でためてから出すと効果的
フェイントはただラケットを振り回していては上手くできません。
足を先に着いたり、ラケットを少し握り替えて面を替えてみたりと相手にどのように見えているかを意識して取り組んでみましょう。
まとめ
- バドミントンでは、コースを読むと勝てる!?
- 私が実際に行ったコースを読むための練習方法
- バドミントンはコースを“読ませない”ことも重要
バドミントンでは、コースを読むこと・読ませないことがとても重要で、勝負にも直結する要素となっています。
コースを読むのは難しいという人もいると思いますが、いろいろな試合を見たり経験したりして感覚を掴んでいきましょう。
焦らずコツコツと積み重ねていけば、必ず上達します!